November 16, 2016, 3:09 pm
菰野藩土方大名行列を終えると、菰野町防火協会主催による 第31回消防自動車写生大会および 第27回防火習字競書会の表彰式に出席しました。写生大会は45作品、習字は823作品の中から、最優秀賞各7作品、優秀賞および佳作はそれぞれ各10作品が選出されました。こちらもいつものことながら、殿さまの格好のままでの表彰状の伝達となりました。
町民センター内では、菰野中学校吹奏楽部による演奏会や
メイン会場では、子どもたちと警察署、消防署、自衛隊の署員隊員との綱引き大会、
町民体育センターでは、菰野町芸術文化協会所属の会員の作品の展示もありました。
まさに、食と文化を軸にした町民参加型のイベントでした。天候にも恵まれ、楽しんで頂けたと存じます。
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November 17, 2016, 2:23 pm
過日、朝上幼稚園の園舎の現場確認を実施しました。
本年度をもって単独としての朝上幼稚園を閉鎖し、朝上保育園と統合し、来年度から朝上幼稚園保育園として運営をする予定となっています。そこでその幼稚園の跡地に、他所に設置されている学童保育所を移転し、加えて、発達支援を実施するためのブランチを開設、さらには、地域の高齢者との交流を図るために子どもたちとの交流スペースを設け予定としています。
地元の要望もあり駐車スペースの確保も課題となっていることから、図面だけでなく実際の現場感覚をつかむために足を運びました。菰野町北部の公共拠点の位置づけでもありますので、完成後には多くの皆さんに活用頂ければ幸いです。
別の日でしたが、実際の現場を見ながら、菰野町の誘客施設の活用のために意見交換を致しました。
大規模な施設の誘致も吝かではありませんが、まずは、既存のキャンプ場などの施設を有効活用出来ないかの協議を致しました。
面白い提案もありましたので、引き続き議論を深めて参りたいと存じます。
四日市法人会菰野ブロックの会合において、「新名神高速自動車道の開通と湯の山温泉開湯1300年」と題した講演をしました。さすがに経営者の皆さんでしたので、将来の菰野町に対する投資についても一定の理解を示して頂きました。
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November 18, 2016, 7:22 pm
過日、
株式会社デンソー大安製作所で開催された
美し国33(みえ)グルメフェア 2016にお邪魔しました。
いなべ市に立地する大安製作所は、菰野町との市町境に位置するため、菰野町在住の従業員も多く、また、所長の堀誠さんには公私ともに大変お世話になっていることから、3年くらい前からお招き頂くようになりました。しかしながら、他の公務との関係からこれまでお伺いすることが出来ずにいました。
製作所内の陸上グランドと第1野球場を開放し、いなべの手打ち蕎麦、四日市のとんてき、亀山のみそ焼きうどんなど北勢地域の美味しい物産などの50近くのブースが所狭しと並んでいました。
デンソー大安製作所といえば、
全日本実業団対抗女子駅伝で現在3連覇中の
デンソー女子陸上部の選手が所属しており、所長の堀誠さんが自ら部長を務めるなど製作所一丸となって応援しています。本年も27日(日)に開催されるクイーンズ駅伝2016(=第36回大会)でも優勝候補の筆頭になっていますので、4連覇を目指してベストを尽くして欲しいです。
また、全国各地での環境美化活動やデンソー所属のアスリートによるスポーツ教室開催などのデンソーグループの地域貢献活動の展示もあり、大変勉強になりました。
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November 19, 2016, 2:28 pm
現在、御在所岳は紅葉が盛りを迎え、特に、中腹から麓にかけても見事な色とりどりの木々を見ることが出来ます。
本日20日(日)も午前中は良い天気に恵まれそうですので、リフレッシュされたい方は、
御在所ロープウエイに乗って、秋の鈴鹿山脈を楽しんで頂ければ幸いです。
過日、
平成28年度 秋の健康ウォーキングの開会式でご挨拶。本年は過去最高の144人(5kmコース:60名、10kmコース:84名)の皆さんが参加になり、菰野町の秋を楽しんで頂きました。
日本巻柏連合会三重支部 秋の展示即売会に足を運びました。毎年2回展示即売会が開催されています。三重支部の会員には、岩手県在住の方もお見えで、この日も岩手県から10数時間かけて自家用車で移動して、参加されたとのことでした。今回は、貴重な100年物のいわひばを拝見することが出来ました。
第7回吟剣詩舞道大会が開催され、開会式でご挨拶。プログラムの前半は各教室ごとの発表があり、後半は「ふるさとの山々」と題した構成組曲が披露されました。
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November 20, 2016, 2:25 pm
過日の 美し国33(みえ)グルメフェア 2016で面白いものを頂戴しました。その名も 振り込まん!!
平成28年10月末の三重県内における「振り込め詐欺」被害件数は114件(対前年プラス32件)、被害額は約2億9,380万円(対前年プラス約1,440万円)となっており、依然、事件が発生し続けています。
そこで、三重県警察いなべ署と
草餅えぼしが、被害防止のために特製のお饅頭を制作しました。パッケージには「まんじゅうを食べて相談!振り込まん!!」と五七五調のフレーズが記載されています。このキャンペーンにデンソー大安製作所も協力しているとのことでした。
【被害防止のチラシは、三重県立いなべ総合学園高等学校美術部がデザインしました】 過日、朝上地区ふれあい文化おこしに足を運びました。八風中学校吹奏楽部の皆さんの演奏で開幕しました。演奏の曲目が替わったからなのか、構成メンバーが代わったからなのか、顧問の先生が代わったからなのかはわかりませんが、音とリズムの重なりが深い演奏でした。毎年のことながら、素晴らしい演奏に感謝します。
各公民館サークルの展示も拝見しました。俳句コーナーでは、担当の方と一緒になって一句一句の状況や情景を思い浮かべながら、地域の話題に花を咲かせました。高齢化による会員の減少で、会の運営も大変なようですが、趣味として楽しんでみえるとのことでした。
細かい作業を必要とする作品もあり、その根気に感服致しました。
神森区の文化祭にお邪魔しました。恒例の餅つきに参加し、皆さんと一緒になって美味しいお餅を頂きました。
数年前までは、子どもの数が減少し続けていましたが、ここ3~4年で30歳前後の若い世代が、地区に戻ってくるようになり、子どもの数が増加に転じたということで、地域の皆さんも大変喜んでみえました。その子どもたちのためにも、気軽に参加出来る区のイベントとして、継続して行きたいとのことでした。
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November 21, 2016, 1:56 pm
過日、秋の火災予防運動に伴う特別消防訓練が、菰野町消防署及び菰野町消防団により、実施されました。
林野火災時における遠距離中継送水技術の向上を主眼におき、水利から火元までの760mの間を、各消防団の消防ポンプ車と消防ホースを連結させての訓練が行われました。
火災防御活動としては、チェーンソーによる立木の伐採も行いました。
早朝からおよそ150名の消防職団員が参加し、緊張感のある訓練が実施されました。これまでとは異なり、より実戦的な訓練もあり、今後修正すべき課題もありましたが、概ね良好でした。
訓練会場にご協力頂いた
株式会社東洋テックスをはじめとする地元区の皆さんには感謝申し上げます。消防職団員の皆さんもお疲れ様でした。
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November 22, 2016, 2:13 pm
本日23日(水・祝)の13:30から
菰野町60周年記念式典を町民センターホールで開催します。主に、この10年間で町政発展のためにご尽力頂いた町民皆さんに対して、感謝の意を込めて、表彰状を授与します。担当課などと協議をした結果、表彰状の原本となる文を小生が揮毫することになり、10パターンを書きました。下手は下手なりに丁寧には書きましたので、ご理解頂ければ幸いです。
式典当日の祝い花などはお断りしておりますが、町政60周年の節目ということで、
三重銀行の頭取である渡辺三憲さんから
蟇目(ひきめ)矢をご恵贈賜りました(代理人として、常務執行役員の片岡新二さんらが来庁されました)。この蟇目矢は、魔性を払う矢として使用され、人生の節目の開運招福の守り矢と言われており、大変縁起の良いものです。
まさに、菰野町の将来を祝う打ってつけ逸品だと、渡辺さんのお心遣いに感銘を受けました。これから50年、100年と菰野町が継続していけるように微力を尽くしていくことをこの蟇目矢にもお誓い申し上げました。
同様に、
百五銀行の頭取である伊藤歳恭さんから記念品として胡蝶蘭をご恵贈賜りました(代理人として、北勢支社長の佐合教実さんらが来庁されました)。
胡蝶蘭のような気品のある凛とした町政に尽力して参りたいと存じます。お気遣いを賜り、深甚なる感謝を申し上げます。
過日、
伊勢新聞から町政60周年に関する取材を受けました。短い時間でしたので、深い話は出来ませんでしたが、小生なりに60年の重みを噛みしめながら、特にこの10年間を振り返り、菰野町の将来についてお話をしました。
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November 23, 2016, 11:54 pm
関東地方に初雪が降り、一気に冬が訪れてきた感があります。菰野町内の平野部の木々も紅葉の見ごろを迎えています。
今年も残すところ40日を切り、来年の手帳やカレンダーを購入する時期になりました。
というわけで、知人が4人登場している囲碁カレンダーを購入しました(笑)
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November 24, 2016, 4:25 pm
過日、全国町村長大会が例年のごとく、東京都渋谷区のNHKホールで開催されました。その名の通り、日本全国の町村長が一堂に会して、町村の諸課題を解決するための決議を行い、政府など関係諸機関への要望をとりまとめる場です。
・東日本大震災及び平成28年熊本地震からの復興の加速化を図り、全国的な防災、減災対策の推進
・地方創生の推進とともに、「まち・ひと・しごと創生事業費」の拡充、地方交付税等の一般財源の確保
・ゴルフ場利用税の堅持と全国森林環境税の早期導入
・田園回帰の時代を拓き、都市と農山漁村の共生社会の実現
・農林水産業者が将来に希望をもてるよう万全なTPP対策
・領土、外交問題に毅然とした姿勢での対応
などが主な決議内容です。
安倍晋三首相をはじめとして、大島理森衆議院議長、伊達忠一参議院議長、高市早苗総務相、二階俊博自民党幹事長などから来賓の祝辞があり、その誰もが「地方の重要性を認識している!」と力強く語っていました。にも関わらず、昨日24日(木)あたりから、与党税制調査会ではゴルフ場利用税の廃止の議論が活発化していきているようです。菰野町としても年間5,000万程度のゴルフ場利用税交付金があることから、これらの動きには注視し、断固として堅持の姿勢を保持して参ります。
この町村長大会に関連して、全国町村会の部会的な会合が開催され、小生も常任理事を仰せつかっている全国観光地所在町村協議会の理事会と総会が開催され、出席しました。
・訪日外国人が2,000万人を超える時代に入った中、外国人観光客による地域経済の活性化の推進
・休暇取得の分散化の広報活動等の強化
・鳥獣被害による観光地の荒廃の防止の推進
・ゴルフ場利用税の現行制度の堅持
などが本年の重点要望項目です。ここでもゴルフ場利用税の堅持は喫緊の課題となりました。
全国各地の市町村は、観光を切り口とした地方創生に取り組んでいますが、なかなか一朝一夕には成果が上がらないようです。その点、菰野町は開湯1,300年を間近に控えた湯の山温泉や新名神高速道路の開通といった歴史と絶好の機会を有しています。この恵まれた条件を「当たり前」と感じずに、緊張感を持ちつつ、民間事業者が主体となって取り組みを進めなければなりません。行政としても情報発信など菰野町全体としての観光振興に力を尽くして参ります。
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November 25, 2016, 12:28 am
パトカーや白バイの展示、安全安心なまちづくりのための各種広報啓発、熱気球の搭乗体験などが開催されます。菰野町内の美味しいものが揃ったフードコートもありますので、ご家族皆さんで足をお運び下さい。
また、第2部として、13:30からは三重県警察音楽隊による生演奏や年末年始特別警戒取締り及び年末の交通安全県民運動合同出発式も挙行されます。
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November 25, 2016, 10:08 pm
11月は、来年度の政府の予算編成に対する要望、提言活動が、特に、活発に実施される時期です。
過日も、全国道路利用者会議、道路整備促進期成同盟会全国協議会、全国高速道路建設協議会、全国街路事業促進協議会の道路関係4団体が共催する 安全・安心の道づくりを求める全国大会に出席しました。4団体を代表されて、全国道路利用者会議の会長である元衆議院議員である古賀誠さんが挨拶をされ、特に、平成28年熊本地震の復旧に関して、人命救助や救援物資の輸送にとっての道路ネットワークの重要性を訴えられました。
本大会では、
・東日本大震災からの復興加速、熊本地震の被災地の復旧・復興と全国の事前防災、減災対策
・幹線道路の耐震強化及びダブルネットワークの構築並びに道路の老朽化対策
・高規格幹線道路等の未整備区間の解消、暫定二車線区間の四車線化の早期実現
・通学路や生活道路、踏切対策、自転車通行空間確保等の交通安全対策
などに加えて、
・長期安定的に道路整備が進められるよう、平成二十九年度道路関係予算は要求額を満額確保すること
といった内容の決議が採択され、来年度の道路予算の確保に向けて、一丸となって取り組むことを決意しました。
当町においても、新名神自動車道や湯の山大橋、国道477号バイパスなど重要な道路の建設が佳境を迎えていますし、国道306号の歩道空間の確保など狭隘区間の解消も喫緊の課題になっていますので、大会出席の皆さんとともにしっかりとした要望活動を展開して参ります。
大会後は、三重県選出及び関係の国会議員に対して、大会決議をもって、要望活動に伺いました。国会開会中ということもあり、不在が多かったですが、在室の議員には直接ポイントを説明しました。
違う日になりますが、
平成28年度 都市基盤整備事業推進大会が開催され、出席しました。
本大会では、
・平成二十九年度予算については、民間投資を誘発するなど、都市再生や地域経済の活性化を核として、将来にわたり生産性向上を導くストック効果が発揮される都市基盤整備が確実に実施されるよう必要な額を確保すること
・組合施行等による市街地整備事業については、事業の進捗に支障を来すことのないように必要な額を確実に確保すること
などが主な要望事項として決議されました。
菰野町としても新名神高速自動車道の供用開始に向けて、菰野インターチェンジ(仮称)周辺の土地利用のあり方を協議している最中ですが、それが実現に向かっていく際には、以上のような要望事項が大きな役割を果たすと思われます。全国レベルの情勢も掴みながら、今後も積極的な情報収集をして参ります。
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November 26, 2016, 2:11 pm
過日、
全国町村長大会についてのブログを書きましたが、その大会に合わせて、三重県町村会が、農林水産省食料産業局食品製造課長の神井弘之さんをお招きして、「農林水産業の6次産業化について」と題した研修会を開催しました。
こういった研修会では、全国の成功事例を題材として、活動成果などの報告がよくあるパターンです。しかも、「地域に固有の資源(人、モノ、土地)を活かすことが重要です!」という結論である場合が多く、小生などは「だったら、人もモノも土地も異なるあ事例を紹介されてもあまり意味はないのではないか」と思ってしまうので、それ自体に自己矛盾を含んでいると感じてしまします。そういう意味では、神井さんのお話は「自慢話満載の成功事例紹介」ではなく、どちらかと言うと、結果ではなく「6次産業化のプロセスをどう組み立てるか?」に主眼が置かれており、大変興味深いものでした。1次産業にありがちな「閉じられた世界」を「見せる化」する方法は菰野町のこれからにとって、有意義な情報となりました。早速、担当課と情報共有を致します。
与野党で日時は異なりますが、三重県選出及び関係国会議員との懇談会の時間もあります。
個別具体の要望は書面にて提出していますので、会合では、市町村の財政運営に大きな影響を及ぼす税制に関する要望を重点的に行いました。中でも、ゴルフ場利用税の堅持と償却資産に係る固定資産税の現行制度の維持は、特に強調しました。
また、別の日ですが、中部国道協会促進大会が開催されました。
三重県全体の要望事項として、新名神高速道路の早期全線開通、東海環状自動車道(西回り)の整備促進、東名阪自動車道の渋滞対策、北勢バイパスの整備促進などを列挙して頂いており、心から感謝申し上げます。
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November 27, 2016, 3:52 pm
取材の趣旨としては、高齢者が運転する乗用車の事故が社会問題化する中で、当町の実施しているあいあい自動車事業の現状と課題を知りたいとのことでした。小生としては、まずは第一歩の実証実験から得られた結果から、新たな課題を抽出して、それを乗り越えていくために議論をして、高齢化の進む中山間地域の移動手段のあり方を追求してくことが重要であると申し上げました。つまり、あいあい自動車事業がすべての課題を解決出来ればそれに越したことはありませんが、この一歩が、団塊の世代が75歳以上になる2025年(平成37年)までの課題解決の礎となることを期待しているということです。自動運転装置のような技術革新による解決策は夢もあり、ドラマティックな取り組みではありますが、試行錯誤を重ねる中で、地域の皆さんが知恵を絞ることも人と人が関わり合うコミュニケーションという面では重要ではないかと思います。
ちなみに、この取材の放送は、福島県沖で発生した地震のために延期となったと聞いています。
菰野町健康づくり推進協議会を開催しました。当町は本年度から季節性インフルエンザワクチン接種の事業に力を入れて取り組んでいます。この日もそれに関する質疑があり、小中学生の70%が予防接種を実施予定とのことでした。これらの結果を踏まえて、来年度さらなる疾病に関する施策の議論を深めたいと存じます。
過日、衆議院憲政記念館で開催中の特別展
普通選挙を目指して -犬養毅・尾崎行雄-に足を運びました。藩閥政治と政党政治の緊張関係に始まり、犬養毅と尾崎行雄の政治的動きがコンパクトにまとまった企画展でした。犬養毅でいえば、子分であった古島一雄との関係なども垣間見ることが出来る写真が展示してありましたし、尾崎行雄でいえば、有名な東条英機への公開質問状の展示もあり、貴重な企画展だと思います。
小生の個人的興味としては、生前にパラミタミュージアムでお会いしたことのある園田天天光(旧姓:松谷)の個人演説会のポスターが展示されており、昭和20年代の選挙の一端を垣間見ることが出来ました。12月2日(金)までの開催となっていますので、東京にお出かけの際はお立ち寄り下さい。
過日、全国治水砂防促進大会に出席しました。いつもながら、会長である綿貫民輔さんの風格のあるご挨拶で開会しました。
国土交通省水管理・国土保全局砂防部長の西山幸治さんから「強靭な国土へ、これからの砂防」と題した各地で頻発している豪雨災害への備えについての講演がありました。
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November 28, 2016, 2:20 pm
23日(水・祝)の13:30からたくさんのご来賓にご臨席頂き、菰野町60周年記念式典を挙行しました。
式典の冒頭にこれまでの60年間を写真や映像で振り返り、これからの未来に向かっての可能性を会場のみなさんと共有しました。
加えて、菰野町の発展のために各分野でご尽力賜った50名の皆さんを感謝の意を込めて表彰し、代表して、教育振興分野でご活躍頂いた萩正さんに表彰状を授与しました。
その後、地域振興の分野でお世話になった矢田道夫さんから謝辞が披露され、区長として町の発展に寄与されたことへの思いの一端を述べられました。
三重県知事の代理として出席頂いた副知事の石垣英一さんら多くの来賓の皆さんからご祝辞を賜りました。
また、三重テレビの代表取締役社長の長江正さんからは、60年を記念して胡蝶蘭を頂戴しました。
災害時相互応援協定を締結している東海村からも結構な手土産を頂戴しました。
【式辞】
本日ここに、菰野町六十周年記念式典を挙行いたしましたところ、公私ともご多忙のなか、ご来賓の皆様をはじめ多くの町民皆様のご臨席を賜りまして、心から厚くお礼申し上げます。
現在の菰野町は、昭和三十二年一月に当時の菰野町と朝明村が合併して誕生しました。現在、私は五代目の町長に就任しておりますが、合併直後の菰野町の舵取りに尽力された初代町長鵜崎永藏氏、温和な人柄をもって町の融和を図られた二代目町長藤川四郎氏、文化という新たな視点をもってまちづくりを行われた三代目町長鵜博氏、社会基盤の整備によって菰野町の活性化を図られた四代目町長服部忠行氏をはじめとするこれまでの先人たちや町民皆様方の弛まざる努力の積み重ねにより、今年度六十年の節目を迎えることができ、その多大なるご尽力に対して深甚なる敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。
これまで、菰野町は、豊かな自然と調和しながら、農業などの一次産業を基幹として、御在所岳や湯の山温泉をはじめとした観光資源や三重県北勢地域におけるものづくり産業、工業団地における企業立地などにより順調な発展を遂げ、昭和三十二年当時、人口が約二万人であったものが、現在では二倍となる四万人を数えるまでに成長しました。
今後、菰野町では新名神高速道路の供用開始や町内インターチェンジの設置、鈴鹿スカイラインと湯の山温泉街を結ぶ(仮称)湯の山大橋の架橋、周辺においては国道一号北勢バイパスや東海環状自動車道西回りなどの整備により、道路ネットワークが充実し、人や物の流れが大きく変化しようとしています。このことをまちの転換期と捉えた上で、菰野町を点としてではなく三重県北勢エリアを一つの大きな面としながら、周辺自治体との広域的な連携を図ることで、これからの菰野町のさらなる発展が可能になると考えます。加えて、豊かな自然とともに、地場産品、観光地や観光施設、文化施設、歴史的資産などあらゆる地域資源と農業などの一次産業、ものづくりや工業などの二次産業、観光やサービス業などの三次産業が一体となった魅力ある菰野町を町民皆様と一緒に創造していきたいと思います。
さらに、人口減少、少子高齢社会が進行する中、地域住民が主体となり支え合う地域包括ケアシステムの構築など地域の社会福祉の充実を図り、障がい者雇用や障がい者スポーツなど全ての方が参画できる多様性を有した菰野町の実現を目指して参ります。
今後もこれまでの積年の重みを感じながらも六十年を一つの通過点とし、このまちを次世代へ引き継ぐために、未来に開かれた中長期的な視点で持続可能なまちづくりを推進して参りますので、皆様方のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
結びに、本日ご臨席を賜りましたご来賓並びに町民の皆様方には、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げますとともに、皆様方の益々のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げ、式辞といたします。
平成二十八年十一月二十三日
菰野町長 石原 正敬
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November 29, 2016, 11:24 pm
地元の関係者のご尽力により、数少ない記録や古文書の記述を手掛かりに、1866年(慶応2年)に完成したことを突き止められました。この日も建立を発願された竹成出身の照空上人ゆかりのお寺から足をお運び頂き、感謝と敬意を込めて焼香を致しました。
その後、5月の藤祭りの際にもお世話頂く遠藤宗世先生による献茶式も行われ、僭越ではありますが、小生が献茶の大役を務めました。
地域の歴史的遺産を記憶し、継承していくことは、大変意義深いことだと思います。この150年という大きな節目に立ち会うことができたことに対しても感謝申し上げます。
菰野町芸術文化協会の第26回舞踊発表会に足を運びました。
以前から参加されていたのかも知れませんが、高校生ぐらいの方が素晴らしい「藤娘」を舞っていました。熟練の業も味わい深いものがありますが、稽古の型を正確に丁寧に踊る様も新鮮に感じました。これからも楽しみながら続けて欲しいです。
過日、四日市西地区健全育成学童野球大会の開会式でご挨拶。本年度で20回目を迎える伝統ある大会には、8チームが参加して、日ごろの練習の成果を発揮していました。
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November 30, 2016, 2:36 pm
過日、大連新盛隆信息服務有限公司の華青さんらが、中国で放送予定のドラマのロケ地視察のために来庁されました。
このロケ地視察は、小生の知人が、日本で撮影をするのであれば、菰野町という自然豊かな場所があると強力に後押しして頂き、実現しました。カメラ担当の方の出身が台湾でしたので、応接室に掲示してあったポスターをきっかけに、マコモタケの話で盛り上がりました。台湾ではマコモタケは、美人の象徴でもあり、恋愛ドラマを計画されているとのことで、好印象を抱いて頂けたようです。
タイトなスケジュールではありましたが、終日菰野町内を巡って頂きました。すぐに結果としては出ないかも知れませんが、このような経験を地道に積み上げていくことが、将来の訪日外国人客への対応に繋がっていくと思います。
過日、菰野町役場職員組合からの独自要求書の提出がありました。役場という組織とそこで職務に従事する人は、町民皆さんとの信頼関係の上に成り立っていることを念頭において欲しいと申し上げました。
4日(日)9:00から菰野町B&G海洋センターにて
菰野町障がい者スポーツフェスティバルを開催します。サウンドテーブルテニスやボッチャなどの体験も出来ますので、障がいの有無に関わらず、ご参加頂ければ幸いです。
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December 1, 2016, 2:55 pm
という訳で、スタジオまで収録に行って参りました。60年を振り返る映像では、過去の貴重な画像なども含まれていますので、録画しておかれても良いかも知れません。
過日、
全国水土里ネット主催による
農業農村整備の集いに出席しました。この大会は、全国の農業農村整備や農村振興の関係者が参集して、来年度予算編成の最終局面を迎えるこの時期に開催され、農業の基盤整備に関する要望活動を展開する場です。
自民党の幹事長である衆議院議員の二階俊博さんが会長、元衆議院議員の野中広務さんが名誉会長を務めています。この二人の重鎮が出席するという訳ではないでしょうが、農林水産大臣の山本有二さんも来賓として挨拶をされていました。フロアからは「失言は大丈夫かな?」という声も上がっていましたが、用意された原稿を正確に読み上げてみえました。
農業基盤整備の予算は、民主党(現民進党)を中心とした政権が編成した平成22年度の予算で大幅に削減され、それ以降、農業基盤の老朽化が進行した状態が続いています。ここ数年では、関係者のご尽力によって、少しずつですが、事業進捗が図られていますが、まだまだ諸課題、諸問題を解消するには至っていません。世界的な規模での食料不足が想定される中、農業施設の長寿命化などにはしっかりと取り組んでいかなければならないと思います。社会保障制度の充実も重要ではありますが、日常生活では目に見え難い農業や道路などの社会資本整備の予算確保は中長期的な観点ではより重要であると思います。
平成28年度災害復旧促進全国大会に出席しました。小生の敬愛する前参議院議員の脇雅史さんが会長に就任されて初めての大会でした。各地で頻発する大規模災害時おける国土交通省の機動力や早期の復旧作業への理解を深めるとともに、熊本地震や本年8月の台風による被害状況などの報告がありました。
また、六角川の治水事業の効果に関して、本年6月の豪雨と昭和55年の豪雨の比較を行い、約1.2倍の雨量があったにも拘わらず、浸水戸数は、46件(昭和55年は4,835件)と激減したことの説明がありました。浸水戸数の99%の軽減は、驚異的な数字ですし、安全安心なまちづくりを推進するための不断の努力の結果だと思います。当町も数年に一度は豪雨に見舞われますので、それに対する備えをしっかりとしなければならないと実感しました。
災害復旧及び災害防止事業功労表彰があり、関係者のご尽力が披露されました。
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December 2, 2016, 2:46 pm
参加大学が、昨年の3大学から5大学に増えましたので、作品の多様性に期待しています。小生のイメージを超える菰野町が発見出来ることを楽しみにしています。
過日、
三重県総合博物館 ミエムの館長である大野照文さんと
御在所ロープウエイの森豊さんらが、来庁されました。あくまでも予定ですが、来年4月にミエムで開催される第15回企画展では、カモシカに焦点を当てて頂けるということで、かつて世界で唯一のカモシカ動物園であった
日本カモシカセンターが所在した菰野町との連携を協議しました。
日本カモシカセンターが閉鎖された平成18年に、そこに収蔵されていた貴重な資料をどのように取り扱うのかが問題となりました。小生は三重県議会議員であったこともあり、当時の知事であった野呂昭彦さんにお願いに行き、格別の配慮の上、三重県博物館に収蔵して頂いた経緯があります。そういう意味からは、三重県にとってもそうですが、菰野町にとっても、小生にとっても、大変ご縁のある企画展です。
この日も、昭和47年(1972年)の日中国交正常化を記念して贈られたジャイアントパンダ(カンカンとランラン)の返礼として、カモシカが贈られたという話を伺い、日本を代表する動物であることを初めて知りました。剥製の展示は当然のことですが、カモシカにまつわる歴史的なエピソードも盛り込まれるようですので、楽しみにしています。
過日、東日本大震災の復興支援のために
石巻市と
相馬市に派遣している職員から業務報告を受けました。先般の福島県沖を震源とする地震の津波の際の様子の報告もありました。基礎自治体では全国で最も被害が甚大であった石巻市については、まだしばらくは復興のための支援が必要だと考えています。5年を経過し、日常生活の中では記憶が風化しつつありますが、今後とも忘れることなく、支援を続けて参ります。
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December 3, 2016, 1:16 pm
過日、第9回菰野地区ふれあいまつりが開催されました。三重県立菰野高等学校吹奏楽部による演奏で幕が開けました。
菰野地区のふれあいまつりでは「わが町の再発見」と称して、毎年、各区ごとの歴史を紹介する取り組みが継続されています。本年は、菰野第一区の担当でした。江戸時代の灌漑事業を手掛けた矢田宗九郎や三重県で初めての製糸業を開業した山村作左衛門など菰野第一区出身の9人の人物紹介に始まり、自然や産業、風俗、民話、寺院など自分たちの地域を知る上で重要な冊子を制作されました。
また、ドローンやドライブレコーダーによる撮影も行われ、新名神高速自動車道の開通を控えての貴重な記録も披露されました。
俳句や写真、絵画、裁縫などの公民館活動の作品展示では、作品の解説もして頂き、日ごろのサークル活動を詳しく知ることが出来ました。
大人だけでなく、地元の中学生や高校生のボランティアもたくさん参加しており、まさらにコミュニティの交流を促すお祭りとなっていました。
過日、三重県農業共済組合第3回設立準備委員会に出席しました。自然災害などによる農作物の被害が発生した場合に、その損害を補償する仕組みとして、農業共済制度があります。これまで三重県の農業共済は、例えば菰野町で言えば、四日市市、朝日町、川越町、鈴鹿市、亀山市といった形で地域ごとに組織を設置して運用してきましたが、安定した制度運用のために、1都道府県1組合化の動きが全国的には広がってきました。そこで、三重県も数年前から県下1組合化の議論を行い、来年5月の1組合を決定しました。この日は、その3回目となる設立準備委員会が開催され、今後の手続きなどの情報共有を行いました。
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December 4, 2016, 3:56 pm
先月11月下旬に、四日市西警察署、四日市西地区交通安全協会及び四日市西地区防犯協会の主催による 第2回安全・安心フェスタが開催されました。
交通安全の事故防止の啓発活動として、飲酒状態が体験できるゴーグルを掛けての歩行体験やシートベルト体験車への搭乗、子ども制服の着用体験、白バイやパトカーの展示がありました。また、防犯関係の啓発活動として、特殊詐欺の未然防止を訴えるペン立てや塗り絵作成なども実施されました。
三重県警察本部の音楽隊による演奏では、皆さんが足を止めて聴き入っていました。
第2部として、年末・年始特別警戒取締り及び年末の交通安全県民運動の合同出動式が開催されました。
部隊視閲の後、第11回鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンにおいて、ランナーの人命を救助した警察官2名に対して、感謝状を贈呈しました。沿道の交通整理に当たっていた警察官の目の前でランナーが倒れ、救急車が到着するまで心肺蘇生の救急措置を実施し、人命を救いました。夏頃に菰野町消防本部において、四日市西警察署の署員が、救急救命の講習を受講しており、これが功を奏した結果となりました。お二人だけでなく、関係各位の日ごろからのご尽力に心からの敬意と感謝を申し上げます。
加えて、四日市西警察署の署長である米倉嗣人さんから「高齢者の移動手段の確保に向けた環境整備に係る取組の推進について」の要請書をお受けしました。昨今、高齢運転者による交通事故が、大きな社会問題となりつつある中、高齢者の移動手段の確保に向けた取組を推進して欲しいというものでした。財政的な問題もありますので、一朝一夕には解決できない問題ではありますが、皆さんと一緒に知恵を絞って参ります。
年末年始の慌しい時期に入って参りましたが、時間と気持ちにゆとりを持って行動することを心がけて、事故や犯罪を発生させないようにしましょう!
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